2018年1月31日水曜日

詩 350

 ∧,,∧
(=・ω・)
(,, uuノ





冬枯れ景色にぶらさがる 糸瓜の実は見る影もなく 貼り忘れた障子のように

晴れた空には似合わず 朽ちた骨にも見えて 変わり雲と思えば見られなくも

朽ちても役割は残る 蔓より落ちれば土に還り 種は来年に芽を出して

生まれ育ち何かを残し やがて朽ちて巡りゆく 人の歩みもそれに似て




                                      冬の糸瓜



何かから何かまで。 ('ω')
どんな形でも残ったもの。
何か意味を持ち伝えているのかも。
それが何かはわからなくとも。
感じられるのは繋がること。


2018年1月30日火曜日

詩 349

   ___            ∧∧
 /\   \ //    __  _(・ω・ )
 |\/ ̄ ̄|     /\   旦⊂  )
 .\|.   [  |    <\ ※\____\,ノO
_ノ|\__|ヽ\   ヽ \ ※  ※ ※ ヽ
   \|   |       \`─----ー─-ヽ





冬の川は冷たくて 小さな魚が行ったり来たり 石の陰から蟹も覗き

やがて雪が降り積もる 水は冷たさを増して 白の世界に包まれる

常に川は流れ続ける 淀みや濁りも押し流し 澄んだ水を絶えずにいつも

心の中もそうありたいと 少し手を入れはにかんで 落ちる雪に見られぬよう



                               冬の澄川





冷たく澄んだ冬の川。 ('ω')
心の水たまりも川にして。
辛いことも流して。
悲しいことも同じように。
涙もついでに川へと。 

2018年1月29日月曜日

詩 348

        
.    ,ハ,,ハ、
   ( ゚ω゚* ) ./ 三ヽ
  (__)⊂ヽ/  ,-、  )
   (___)__人_ノ
   



年の暮れに慌ただしく 煤を掃えば掃除が増えて 注連縄飾りも寂しそうに

あと数日の残った今年 やりきれなくとも少しでも 綺麗になれば心も素敵に

曇った心も晴れゆくよう 思いは残しても体を動かし そう信じることが近道に

一つの区切りにほっとして また来年も忙しくありたく 思いを馳せれば嬉しそうに





                            忙しい暮れの日



きっとまた出会える。 ('ω')
色んな事、嬉しきこと、苦手なこと。
沢山、沢山思い起こせるように。
今の煤を少しでも掃いて。
 

2018年1月28日日曜日

詩 347

(ヽ_/)
(,,・ω・)  
(uuノ   


  (ヽ_/)
 (,,・ω・)') !
⊂   /




火鉢の炭はまだ黒く 隙間風に身を丸めて 小さな温もりに手をかざし

古民家は趣がある 一度温まれば寒くもなく 冷たい風もどこへやら

今は小さく物足りなくとも いずれは包み込むほどの 動じず待てば良い事もある

いつの間にやら真っ赤な炭 冷えた両手もじんわりと 古き知恵は今も生きて





                              隙間風の古民家



少し風が吹いてくる。 ('ω')
いつでもどこでも。
少し居心地悪くても待ち続け。
すぐ立てばまた繰り返し。
そのうち風がいなくなる。

2018年1月27日土曜日

詩 346

  ☆
    ヽ ∧,,∧
     ( ‐ω・ )
     /∪ ∪
     しー-J




庭の木に雀が遊ぶ 冬の晴れ間に楽しそう 混ざり遊べればなんて思ったり

寒さも気にせず元気 子供達と似た感じの いつからか向こうからこちらに

明確な線はなく 気持ちはいつでも向こう側 忘れてなくても忘れたような

遠目に眺めて気持ちだけ 共に遊べば心も晴れる そう思えるのはこちら側




                                 庭木の雀



気が付けばいつの間にか。 ('ω')
それでもせめて気持ちだけ。
願ったわけではなくとも。
思いはいつでも向こう側。




2018年1月26日金曜日

詩 345

  (⌒`:''"⌒)
ε=) : : . ' :.(=3
  (、_,;メ-、、_.)
.  (´・ω・`)
   (♥ ゚T゚
   ゚ ̄ ゚̄



寒さが急に押しかけて 窓の枠をがたがた鳴らし 布団の中まで染み渡り

隙間から見える景色 何か恐ろしいものでもいるような 冬の夜中に眠れなく

見えないものを恐れる 心の中にいつの間にか いつも傍にある影に似て

朝にはきっと晴れている 丸まり眠ればいつの間にか 終わらない夜が無いように




                             冬の夜中




気が付けばいつの間に。 ('ω')
そんなことよくありますね。
見えているようでも実はいない。
惑わされず。
時が過ぎればそのうちに。

2018年1月25日木曜日

詩 344

   (;;゚;;)
   ヘ⌒ヽフ
  ( ・ω・ ) 
_ (_  _)_





雪解け道の先にある 石段の上の古いお寺 鳴り続ける鐘の音を追い

炊き上がる線香は香り良く 煙に燻され願いかけ 手を合わせればきっと

風の吹くまま踏み出し 水の流れるまま歩き続け 花の咲くまま空を見る

願うことが安寧を呼ぶ 誰もが平穏であるように 安らぎの時はそんな時




                                   雪帽子のお寺



なにかそのままに。 ('ω')
こうだと決めてもそうはいかない。
生きていればそんなもの。
誰もが思うようにはいかない。
なればこその願いをかける。
それがきっと大事なこと。

2018年1月24日水曜日

詩 343

     ,ハ,,,ハ
    (,,・ω・)  
 ~  。(_ ゚T゚
.     ゚ ゚̄



霜降る夜に風呂沸かし 柚子を浮かべてぼんやり 香りが湯気に立ち上り

無病を願い息災を祈る 芯まで体は温まりて 心にも何か熱を入れたくなる

いつも聞こえているはず 心は常に話しかけてくる 聞こえぬふりに人は慣れて

黄色い柚子に顔を書く 一声話せば返事をくれて いつしか湯気もどこかへ消え

いつでも心と会話しよう ゆっくり向き合い目を逸らさず 書いた顔が涙顔であっても




                                      柚子湯の顔




自分と話せるのは自分だけ。 ('ω')
人は人の事などわかるはずもなく。
大事にして心の声。
いつでも聞いて心の声。
それが出来るのは自分だけ。

2018年1月23日火曜日

詩 342

      ☆            ☆
       \  ,r' ̄ ̄ ヽ  /
        /_     \
        '´  `ヽ ´・ω・` !
              l   !
             /     /      ⊂⊃
         、 _ ,r '´   /
         `' ー-- ‐ ´
    ⊂⊃





冬の最中に風邪をひく 毎年授かりてうんざり気味 何かの戒めなのか

意味の無いことはない きっと何かあるのだろうと きついながらも考えて

必要なものは多くない その中に風邪は入ってないはず 何時もあるのは何故なのか

良くわからなく反省して 早く治れと心に願いて 今は少し休む時か




                      授かりものの風邪



いらないものでも貰ってしまう。 ('ω')
断れないのも悪いのかも。
問答無用でな時もあれども。
少し休んでまた。
弱った時はそれでいい。

2018年1月22日月曜日

詩 341

              (~)                     
              γ⌒ヽ                     
              .{i:i:i:}                  
              (´・ω・)             
           ./ c(,_uuノ  /|    
           | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |        




立ち上る湯気は濃く 何も見えなくなるほどに 冬の風呂場は白に満ちて

天井より滴が落ちる 冷たいそれは少し嬉しく 冬ならではの楽し体験

渦巻く湯気は龍のよう 人の心の中にもあるような 迷いが満ちればきっとこんな

やがて見晴らし良くなり いつかは心も晴れる 滴がそれを教えてくれて



                            冬の湯気




晴れて消えれば忘れてしまう。 ('ω')
心の迷いはそんなもの。
一時に巣食いつつも。
はっとすれば見えなくなる。
悩んでいたのが馬鹿らしいほど。  

2018年1月21日日曜日

詩 340

 ∧ ∧   ∧ ∧   ∧ ∧ 
( ・ω・∩    ( ・ω・*∩  ( 'ω' ∩
o   ノ  o   ノ  o   ノ 
O_ ノ  O_ ノ  O_ ノ 
  (ノ      (ノ      (ノ  
 i||     i||      i||  
 ━━    ━━    ━━  



枯れた古木をかき集め 杉の葉を中に押し込み詰めて 焚き木の山を作り上げ

火を点せば煙上がり 小さな雪を掻き消して 少しの迷いも消し去って

内に燃え盛るもの 焚き木を焼べねば消えてしまう 燃やし続けるのは大変なれど

少しでも拾い集めよう 歩く道には沢山落ちていて 少しずつ集めれば火は消えなく




                               雪の焚火



何かを続けて持ち続ける。 ('ω')
思いのたけと同じくらい大変で。
意識しないと消えてしまう。
難しく考えないで。
いつでもどこでもあるはずのものなのだから。

2018年1月20日土曜日

詩 339

.                                  
.                               
     ∧,,∧  ∧,,∧   ∧,,∧  ∧,,∧   ∧,,∧  ΛΛ
    (ω・` )  (・ω・`)  (´・ω・) (´・ω・) ( ´・ω). ( `・ω・)σ
      f─‐o) ─‐l─o-) ─‐(o-─ l─‐(o- o- l─(‐o─l─‐f─o--t´
     `u-u'    u-u'  u-u'   `u-u'  U-u'    し-─O





白い雪がふわりふわり 風に揺られて走り回り 雪小僧はいつも元気

積らぬとも融けもせず あちらこちらと落ち着きなく 笑い声も聞こえるようで

何かを気にしすぎること 一歩離れて視点を変えて 良いことではないと気が付く

偏った見え方を正し 周り見れば世界は広く 幸せの形は一つではなく




                             雪小僧の走り




これだけが、なんてだめなのです。 ('ω')
十人十色に百人万幸。
自分のあったものを見つけよう。
それができればきっと。
今の願いは明日の願いではなく。 

2018年1月19日金曜日

詩 338

                            ミ   
  ∧,,∧                     ミ 。・゚・。
 ( `・ω・)           _ _- __ _ -_ = 。・゚・:゚ 
 /  三つ━一━一━一━一━一━一━一━ヽニニフ))
 しー-J     ̄ - _ - ̄-_=



炬燵の中に何者か ふわりとした感触が足に伝わる 冬の魔物が住み着く時

真ん中に陣取って 気に入らぬものは爪で排除 王様のような風格もなしに

冬が来たと感じられる 今年も感じられたということ 無事に迎えられたと嬉しくて

布団の端から尻尾がのぞく ぴこぴこ動き愛らしく また来年もこの時ありますように




                               炬燵の魔物




ただ平穏を願う。 ('ω')
ほとんどの人がそうだと思います。
小さな嬉しいこと。
出会えたことに。
また会えますように。




2018年1月18日木曜日

詩 337

     ΛΛ
    (´・ω・`)
     ( O┳O)
     し-||-J
     ⊂§⊃ 
      §  
⌒ヽ〃⌒ヽ〃




軒先に吊るした渋柿の束 今はもう随分萎んで 白い粉吹き人の老いに似て

少しずつ皺が刻まれていく 必死に生きてきた証の数 誰もが生きるのが精一杯

喜び悲しみ沢山あって 甘いこと苦いこと数え切れなく 人を作っていく人生の波

誰もがそうであること 自分だけではないということ そう悪いことでもないということ



                            生きてきた証



嫌だと思うこと。 ('ω')
そんなことも見方を変えれば変わりゆく。
何もかも自分だけではなく。
色んな人が色んなものを。
それがわかれば、きっと素敵に。

2018年1月17日水曜日

詩 336

    ∬   ∬
       r;ェ、c3 
    _( ・ω・'フ__
   |l三三三||¬|
   |l三旦三||  |
    「目   「:_]




ぱちぱちと音を立て 香ばしく燃えるのは七輪 お餅も膨らみ美味しそうに

焼けるまでの間の時 心優しくなって語り合う 何故か冬は思い出話

過ぎ行く時を惜しむ 限りがあるからこそ 大事にして過ごしていく

無駄に使った気がしても 何時の日かそうでないかも 何事も今決めるのは早くて



                            焼餅の七輪



結果はずっと後ろになってから。 ('ω')
少し時が過ぎたくらいではわからなく。
激情に駆られたとしても。
早計に決めてしまったとしても。
取り戻せるのだと忘れないで。

2018年1月16日火曜日

詩 335


      .(⌒─⌒)                  ∧_∧
       (´・ω・ )                      (・ω・`)
     . (つと)                   (o旦o)
       し─J                   し─J




一滴ゆっくりと水面に落ち 響き渡る滴の音が心地よく 広がる波紋に思い揺れ

凍てつくほど冷たい水 触れれば引き締まり凛とする 手より伝わり心の奥まで

人には必ず必要なもの 命を支えて体を巡り続け それは心の在り方にも似て

澄めばどこまでも美しく 濁れば見通すことも出来なく 変化しやすいのも心に似て

両手より滴り落ちる心の水 掬い上げ湛えてみれば 果て無く澄んだ青空に似て



                              心水




水はとても美しく。 ('ω')
濁ればとても醜悪に。
いつでも濾過して澄み渡るよう。
願い忘れることなかれ。
澄んだ美し心の水は。
きっと何よりも必要とされるでしょう。 

2018年1月15日月曜日

詩 334

   | l| l || || l|
   | l| | || || l!
   l   l| .|     ☆
    ____  /
   ヽ___ノ 
   ..(´・ω・`)



枯山水の庭の中 悪戯好きな鳥が遊ぶ 番いで石を投げ合って

赤い嘴が鮮やか 白い石に浮かぶ小舟のよう 並んで二つゆっくりと揺れ

いつか沖まで航海を 白い海は穏やかな波 共に行けばきっとどこまでも

孤独ではできないこと 寄り添う人がいれば越えられる 友であれ伴侶であれ

見果てぬ海の向こうへ 二艘を繋ぐ糸は赤く 向かう先は明日のほう



                           都鳥




願えばきっとどこまでも。 ('ω')
願うことから大事に。
海はどこまでも大きいもの。
果てがあろうとなかろうと。
希望が呼ぶ明日への。

2018年1月14日日曜日

詩 333

           ∧_∧
           ( ・ω・)  
           (っ  つ
           /  )      チャリーン
           ( / ̄∪    _.__ lヽ,,lヽ
             _| ::|_       | |Θ|(    )
        | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|_  |_|_|と   i
        |___|__|_|  |_|  しーJ






糀を鍋で炊き上げて 甘い香りの米と混ぜ合わせ 一晩おけば美味なる酒

冬の柚子を少し入れ 心安らぐひと時の為に 立ち上る湯気はとても優しく

美味しいものを分け合う 独り占めしても余るだけ 幸せになれるのなら少しでも

曇る空も気にならず 明日のひと時思い描き 小分けの瓶を用意して



                                   甘酒の香り




冬のひと時。 ('ω')
喜ぶ顔は何にも代えがたく。
一杯の優しさ。
人の心に刺さるもの。
美味しくできますように。

2018年1月13日土曜日

詩 332

  ∧_∧
⊂(#・ω・)  
 /  ノ∪
 し―-J |l| |
        人
       __
       \  \
    





通り雨が過ぎた後 虹の無い晴れ間を見上げ 渡る鳥が橋を架け

明日に行ける橋 今は少し渡るのをためらい 残る今日を抱え込んで

水が自然に流れるように 急がなくても明日は来る 慌てても何も変わらなく

少しだけ明日に渡る 何を食べて何をしようか 気持ちが行くのは良きことかも



                          明日への



思い馳せることは良きことですね。 ('ω')
何も生まなくとも、何の特にならなくとも。
明日はきっと。
今日はもうすぐ。
毎日は過ぎていくのみ。
それを少しでも楽しんで。

2018年1月12日金曜日

詩 331

   ∧∧
  (・ω・ )
  _| ⊃/(___
/ └-(____/






風の無い穏やかな日 冷たい空気を押しのけかき分け 進む先は7つの社

清めた手は痺れるほど 丸めた手を動かして 合わせた手には願い込め

願うことは心に刻むこと 自分で確認しもう一度 叶う為に一歩一つ

帰り際に一風吹く 振り返ればまたおいでと 痺れた手を小さく振って



                          冬の七社




寒い日には空気の壁があるような。 ('ω')
辛い日にも歩いてお参りを。
叶う叶わぬではなく。
願い続けて、明日にまた。

2018年1月11日木曜日

詩 330

∧_∧
( ´・ω・)  
( つ(;;゚;;)
と_)_) 旦




屋根の上で鴉が鳴く 朝の小雪舞う時 風見鶏に見えなくもなく

かぁかぁと二つ鳴く 一番鶏の真似事なのか 一人寂しさ紛らわす為か

日の方角に鳴く 向かわねばならない方へ 後ろに鳴いても響くこともなく

向かい指す方は明日 鴉に朝から教えられ 見上げた先には眩しい朝日



                               風見鴉




明日に向かって。 ('ω')
解ってはいても向き合うのも難しく。
立ち止まれば楽かもなんて。
激励二つ響けば。
少しの一歩も踏み出せるかも。

2018年1月10日水曜日

詩 329


 ♪   ∧,,∧    ♪  ∧,,∧       
    ( ・ω・ ) ♪      ( ・ω・ )    ♪
♪ (( (_つ   つ ♪ (( (_つ   つ
   >  ノ ))     >  ノ ))
  (_/^>_)     (_/^>_)





秋に地面に落ちた種 今はゆっくり眠り続け 温かい土の中に包まれて

育つために必要なもの 光に栄養と水がいる どれ一つでも育つことは出来ず

何かを与えられたのなら 足りないものを補えるかも 心がないとやがて痩せ細り

笑顔が呼び水になる 何かを寄せる力がある 人にも与えられる素敵なもの




                         三つの必要と一つ




必要なもの、あれこれありますね。 ('ω')
自分の何かが呼び寄せられるのなら。
心なき命はとても寂しいもの。
少しでも何かが伝わりますよう。

2018年1月9日火曜日

詩 328

  /\
 く   ゝ
  |   |
 .ヽ(´・ω・)ノ  
   ノノ从从



押し寄せる波に吹き付ける風 冬の海辺は人もなく 音の無い映画に似て

荒い波音は背中まで響き 風があちこち通り抜け 寄りかからないと立ってもいられなく

何かを支えに立ち続ける 誰もが何かの杖を持ち 誰しも必死に握りしめ

時には杖が折れることも 時には風に負けて飛ばされ 辛く膝を折ることもある

人は寄り添い合い生きる それが人の知恵たるもの 本当はみんなわかってること




                                  荒波の海辺




立つのも辛い時がありますね。 ('ω')
支えるものが増えたなら。
背中に温かいものを感じられたら。
一人より二人。二人よりも、
助け合い思いやれたなら。



2018年1月8日月曜日

詩 327


    ΛΛ
   (`・ω・)つ_。_
   (_つc(__ア~`・、
    ヽ  _つ    i
     ヽ_)       !
            。: :.゚*。
     ━     :。旦゚:




分厚い雲が昼を夜のように 暗い中で冷たい雨 少しの間振り続け

雪も混じれば物悲しく 瞳を閉じて待てば降りやむか 膝を抱えて眠ろうか

未来は見えないわからない 先行き見えぬは怖いこと 晴れても雨でも変わらぬこと

転寝から覚めれば晴れ渡り 雨も雪もどこかへ消えて 良きこと悪きことわからぬこと




                             暗い通り雨




考えてもわからない。 ('ω')
そんなことばかりな世の中。
不思議に謎に。
答えはなく、問題もないのかも。
少し休んで、また目を開けて。 

2018年1月7日日曜日

詩 326

    ΛΛ
   ( ・ω・)  
  、_ノっ,w、
三 ( し'= ・`e
   ゙vv-vv"




両脇に背丈を越える生垣道 山茶花が赤白と咲き誇り 冬景色に縁起良く

冬になれば春の花道のように 行く人来る人楽しませ 寒い冬に心温かくなり

人を楽しませること 無理にではなく自然な形で 微笑みは返ってくるもの

一つ一つが笑顔に見え 色薄い季節に鮮やかに 際立つ花色は微笑み色



                              山茶花の生垣



冬だからこそ。 ('ω')
季節ごとに沢山ありますね。
冬に際立つ、赤と白。
美し花は、いつでも人の傍に。

2018年1月6日土曜日

詩 325

      ,. - ‐ ─ ‐ - 、 
   /         \
  /            \
 ⌒Y⌒ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ 彡    
    \ ヽ  |  /  /
      \ヽ _l_ / /  
      ゚Y´ _ _Y゚
       ((´・ω・)        __
   彡  O))=))O       /_____\
        (_ノ_ノ     \ l /
                 8




晴れ空に小雪が舞い 吹きすさぶ風にきらきら光り 白銀の季節が思い浮かぶ

地面に落ちてはすぐに消え 次から次に降り注ぎ 儚さと共に喜ぶ声も聞こえ

混じりない白の色 無垢な姿と心を思い出させ 真心と誠意に向き合うこと

そっと両手を差し出し 掌で消えゆくその様を 冷たさに学んで明日へと



                                 晴れ間の小雪




初冬の儚いもの。 ('ω')
いつでも心は真白に染めて。
もうすぐ白銀の時。
繰り返して心に。
いつか春に花咲くように。



 

2018年1月5日金曜日

詩 324

         ||
    ☆  __
     ヽ/\_\ 
...      \/__/
     ::::::( ´・ω・)
     ::::::〔∪ ̄〕 
     ::::::◎―◎




木にはもう一枚もない 池に全て散った紅葉 鯉達の遊び相手になり

清水の中でも鮮やか 冷たい水は葉を腐らせず 早い冬に名残を残し

いつまでも残る心の中 悔いることでも後悔はなく 今があるのはそれも含めて

少しだけやり直したくなる けれども落ちた葉はもう戻らず 少しでも忘れないよう



                                  池の紅葉




いつまでも忘れないこと。 ('ω')
恨みでも悔しさでも。
嬉しきことも喜んだことも。
同じことは二度とない。
似てはいるかもしれないが違うこと。
前があるから後ろがある。


2018年1月4日木曜日

詩 323

      。 ∴ 。゚ミ __ ∧_∧
   ∧∧ ∧∧  。゚ヽ\_(・ω・ )
  (*・ω・)(・ω・ ) ∴ ゙ L___]と )
 lニニUUニXニUニヽ)コ    / (  く
  ゙、__/ ゙、__/ ゚ 。  (_(___)






果て無き夜空に満月浮かぶ 明るく夜をどこまでも照らし 星の輝きも隠すくらいに

暗い道すら昼間のような 月も笑い光れば太陽に負けず 人の心の支えとなる

穏やかな光は安らぎに 丸い形は優しくあることの 併せ持てばこそ美しく輝き

月が輝けば星も瞬く 海も山も全てが同じよう それは曇りなき笑顔に似て



                                   澄空の月




一つの素晴らしいものが沢山のものを生む。 ('ω')
それらは自然とそうなるのでしょう。
人だけでなく惹く力。
少しでも見習い分けていただいて。

2018年1月3日水曜日

詩 322

                   ∧,, ∧
                   (´・ω・`)
                     U θU
                 / ̄ ̄Ⅰ ̄ ̄\
                |二二二二二二二|



雪上りの空に雲の波 晴れ間に覗く太陽に照らされ 淡く輝き幻想的に

冷たい風の中見とれ 時を忘れ立ちつくし 絵画の中に入り込んだような

生きるだけで一杯になる 生きることはそんなこと 誰もが荒波の中にいる

輝く波に置いていかれないよう 今からでも必死に追いかけて 一歩が出れば後は波に乗り



                              輝く雲波



輝く雲を追いかけて。 ('ω')
いつからでも始められる。
夢中になれば後は進む。
まずは一歩。
踏み出しそこから始まること。


2018年1月2日火曜日

詩 321

   _____
  ||// ヘ⌒ヽフ|  ヘ⌒ヽフ
  ||/ r(   (n・ω・n) 
  ||  ヽ з )|(     )
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'



朝露が凍る朝に 手をこすりあわせ歩き 始まる一日に気を引き締め

止まった時が動き出す時 朝日が差して鳥が舞う 同じようで違う始まりの時

朝昼晩と巡りゆく 一回りしてまた同じところへ けれども違う一日に気が付いて

人の出来る事に限りはあり 最上でも最小でもと 結果だけしか見なければやがて見失う

成果があればよしとする その心が次を作る 大きなものは一日にして成らずと




                          勘違い




こうだとこうというような。 ('ω')
知らぬことに拍車かけ。
常識はどこへやらと。
思い続けたことは、今もここに。
叶うことないけれども大事にしまって。

2018年1月1日月曜日

詩 320

        ζ
      _,,.旦_        ∧,,.∧
     /  ・ω・ ヽ      /・ω・ ヽ
     l      l   ζ  l    l
     `' ー-- -‐´    旦 `'ー--- ‐'′



晴れた日には笑って 雨の日にはすねた顔して いつもの日には鼻歌歌い

幸せの何かなのか いつからか覚えた歌の一部 心の中にいつも木霊して

些細なものでもいい 幸せの形は一つではなく 見方一つで変わりゆくもの

手を叩き手を合わせて 誰もが願う幸せの形 どんな形でも素敵色




                               願いの形



人の願いは形に出来ず。 ('ω')
どんなものでも叶えばいいなと。
欲張り願い、人の事まで。
成しえることの無い願いの数々。
願うことは忘れないで。