2017年8月31日木曜日

詩 198

    _,,,,,_
   ./・ω・ ヽ...  
 . ( `'ー - ‐ ´ )
   `ー'`ー'` ー'´
   /   \
  / ._A..,,A_  \
/  ⊂:: ・ω・ ⊃  \
   l::)   (:l
     `'ー---‐´




思いがけぬ晴れ間の雨 どこかの狐が嫁入り中 雨の向こうに虹橋架かかる

傘もなく雨を凌ぐ場所もなく 雨ざらしに濡れ続け 雲間の太陽は眩しく

思い伝わらぬ時もある 願えど届かず叶わぬ事も それでも真心失わぬよう

雨はいつか必ず止む そう願うことも悪くなく 溜息一つ悲しみと吐き出して 



                             思いがけない雨





予想もしない雨、ほんとに驚きますね。 ('ω')
大したことのない雨でも、全身ずぶ濡れになったり。
心強くあれと願うこと。
どこかに流れてしまいそうですが強く捕まえて。
いつか雨は止んでくれる。





2017年8月30日水曜日

詩 197

     ___
   /|∧_∧|
   ||. (・ω・´  |
   ||oと.  U|
   || |(__)J|
   ||/彡 ̄




秋の穂が実る頃 雀の夫婦は家探し 良き物件はいずこの家か

巣を作り子が生まれ 縁起良き事この上なく 軒の下には大家族

幸せの鳴き声がして 喜べる心があるということ 少し嬉しくなれること

巣立ち羽ばたくその日まで 毎日楽しめる幸せの声 小さな楽しみの日々



                            雀の家族




あちらこちらと飛びまわる鳥達。 ('ω')
鳴き声を聞くと嬉しくなりますね。
福が来る、なんて思っていたりもします。
小さな命達。
元気で巣立っていきますように。

2017年8月29日火曜日

詩 196

  ∧,,∧
  ( ´・ω・) ☆
 (,,_u_つ―[]
      (´・ω・`)






少しずつ澄んでいく空 巻雲がちらほら舞い始め 十色に百色に姿を変え

日が昇れば朱を纏い 形変え色を変え自由に舞い 日暮れには真朱を羽織る

日の色でその姿は美しく 本来の色を輝かせ 映した色も見惚れるほど

透き通る羽の雲 どんな色でも身に纏う 美しく輝く姿を心に残し



       
                              白い羽雲




秋が近づくにつれ、空は透き通りますね。 ('ω')
周りの色を受け、何倍も美しく。
そんな雲はとても素敵に映ります。
見上げた空には、いつも雲。
毎日違う、日々心に残して。




2017年8月28日月曜日

詩 195

   フゥー
   从∧∧
..~(  (#`ω´)
   Vv Vv'





彼岸花に蕾がついて 白き紙に向き合う 握った筆は少しも動かず

ぼんやりした光の景色 赤い蕾から目が離れず 花人達が遊んでいるようで

心安らぐ景色はすぐそこに 飾られてなくとも美しく 着飾れども無駄なことは多く

ひと筆書き表せば 心の景色が書けるかも 書く書字はきっと素敵に





                             白き紙の向こう




ふとした景色に心奪われて。 ('ω')
手を加えなくとも美しく、自然は素晴らしいですね。
何かを表す時、心にそれが映れば。
思い描けば、きっと満足いくものがそこに。





2017年8月27日日曜日

詩 194

     γ⌒ヽ
    __/  /
 γ ̄__) (   Λ,,Λ
 (   ___) )(´・ω ・`)
 (  ___) ノ ヘ   |>
  乂___)_ノ  しー J





夏の間鳴き続け 命を繋いだ蝉達 燃え尽きても受け継がれ

羽化してから短い時 精一杯生きて繋ぎ 空を埋め尽くすほど

今この時大事に 決められたことは多くとも 過去より今力の限り

骸となりても土に還る やがて育ちゆくもの達へ 炎によく似た夏の時




                             夏蝉




聞こえているとうるさく感じ、聞こえなくなると寂しく感じ。 ('ω')
なんとも勝手な感じがしますね。
短い時に全てを込めて。
長いようで短いのは人も同じ。
見習うべきことは、どこにでも沢山。

2017年8月26日土曜日

詩 193

      ,.:::.⌒⌒:::::ヽ
    (:::::::::::::::::::::::)
    (::::::::::::::人::::ノ
    (:::: ( ・ω・):ノ
      ̄/ つとl
   しー-J





山に木の実が落ちだし 狸の一家はお引越し 家族連れ立って峠越え

御馳走を求めての旅 一匹ではない楽しさ 絆も強く頼もしく

分け合い譲り合える 簡単だけども難しく 思いやる心が大事なこと

木の上水の中土の下 探せばまだある御馳走 思いやる心も探せば見つかる




                          狸のお引越し





親子揃って山越えて。 ('ω')
遠くから見つめる様は、とても愛くるしく。
番いになれば一生共に。
素敵な絆の家族達、またお会いできますように。

2017年8月25日金曜日

詩 192

   n ∧_∧
  (ヨ(`・ω・´)
   Y    つ





ぱくぱく口が忙しく 餌くれ麩をくれ懇願する 池の鯉は真っ直ぐに見つめ

遠目に見ている長老亀 鯉の後ろから顔を出す 積み重ねた知恵は甲羅の大きさ

思いがけずに空から降る 吉なのか凶なのか 開けてみるまで分からぬ箱と同じ

もしも凶を拾ったなら そっと口から吐けばいい 逃がさぬように幸運の兆し



                             賑やかな池




愛しくも可愛くもある鯉達。 ('ω')
餌を撒けばたちまち水面を埋め尽くします。
それくらい食らいついていいのかも。
逃がしてしまうよりは。
得ることで良き事となりますように。

2017年8月24日木曜日

詩 191

    ∧_∧
    ( ・ω・)  ~♪
  oノ ∧つ⊂)
  ( ( ・ω・)
  ∪( ∪ ∪
    と__)__)





静まり返る夜の中 少しだけ鳴き続ける虫達 始まりだした演奏会

今はまだ準備中 楽器を整え磨き上げ 自慢の音を存分に

急いてはならぬもの 慌てればろくなことはなく 熱い鍋を掴んだ時に似て

窓に頬杖つきながら 草むらの中には大楽団 今か今かと待ちわびる





                             草むらの楽団




夜の草むらは何か騒がしく。 ('ω')
見えないところで、沢山の虫達が準備しているのでしよう。
秋になれば毎晩と。
逸る心にお茶を差し出して。

2017年8月23日水曜日

詩 190

     △
~   (*´・ω・`)
  ~( ∪∪
~   )ノ




青田の色も濃くなり 頭を垂れ始めて実り重く 黄金一面が目に浮かぶ

風が吹けば白木綿波のよう なびき揺らめき打ち寄せて 秋へと少しずつ

時をかけて育ちゆく 何事も近道はそうそうなく 近い道が遠回りのことも

今はまだ夏の最中でも やがて来たる秋は逃げもせず 今は慌てず風に揺られて




                                やがて実る





田の稲穂も背が高くなりました。 ('ω')
夏の間に育った稲穂。
秋になれば黄金に変わり美しく美味しく。
一握りのお結び、きっと素敵な味がするでしょう。 

2017年8月22日火曜日

詩 189

      ヽ ̄ ̄~ヽ
       ) ・ω・)
       / つ つ
   ,~'`ノ     /
   ノ `、´__ノ
  ノ _ノ ~
  '´~




小さな雨が葉を濡らし したり落ちて滴となり 流れゆく先は鹿威し

満つる月を水面に写し 揺らぎ波紋を広げていく 手を叩けば高らかに

満ちて溢れど満たされぬ 心を縛るは己の心 物は言わねど音は響く

誰でも転ぶことはある その意味も必ずある 道は果て無く水は流れる



                   宵の鹿脅し



影響されてか力強い感じに。 ('ω')
強い表現は苦手な感じですが、必要でもありますね。
宵の口に月は輝き、鹿威しの音と手拍子。
揺れる水面は心を見せて。


2017年8月21日月曜日

詩 188

     ヾ
   ∧ ∧ /ヽ
.   (*・ω・/ , ゝ 
    (つ//
     /



三つ瘤山に涼風吹けば 麓の立ち樹に玉が生る 鬼を祓う白天の果実

何をも誘うその香り 人も鳥も猪までも 食したものには元気が宿る

何よりも大切なもの 数多くある中の唯一無二 笑顔も伴い広がるもの

頬が落ちて綻んだなら そっと分け合い大事にし 恵みに感謝する甘い果実




                           白の桃



誰もが愛しやまないもの。 ('ω')
甘いものは誰が好きで、笑顔広がりますね。
代わりのないものは数多く。
一つの木、分け合い笑えば幸せに。

 






2017年8月20日日曜日

詩 187

    ,,,,
   (゚ω゚)
  彡,,, ノwヘ
    (*・ω・)
   c(,_uuノ





縁側の簾も半開き 厳しい暑さも過ぎ去りて 名残の残る庭模様

味気なく感じる色の無さ 生け花吊るして華やかに 心喜ぶ晩夏の庭景色

日々変わりゆく 昨日と違う今日の時 明日も来年もその日その時

風に揺れる簾と花 風鈴添えて賑やかに 贅沢すぎる自分庭園




                          晩夏の庭





何事も花を添えるだけで。 ('ω')
色の無いものでも華やかになります。
なんでも工夫一つ。
今はこの時だけ、ずっとこれからも大事にして。

2017年8月19日土曜日

詩 186

  ∩ヘ⌒ヽフ
  |(・ω・ *)  ♪
  r亠―っ )
  |[l≡(===◇
  `(_)~丿
     ∪



雨が上がれば開店する 庭の鉄灯篭は蛙の宿 今日も屋根まで大繁盛

喉膨らませ会話は弾み 上がった雨をまた呼んで 楽しげに鳴きつづる

何故か集まり寄り添う 出会い話せば世界は広く 狭い世界はとても寂しく

無駄なことに思えても 誰かには役に立つやも 一つが二つを生む不思議



                                 夏蛙の宿




奇妙なことは沢山あるわけで。 ('ω')
人の知ることも、また小さな世界。
不思議の景色に引き込まれながら。
何か一つと心に残して。 

2017年8月18日金曜日

詩 185


 ( )
  ( )   ( )
    
  
   Λ Λ
   (*・ω・ )
 | ̄U ̄ ̄U ̄|
(=============)
 \____/
  从从从从从




耳を立て胸を張り うねる様に練り歩き 立てた尾には蜻蛉が止まる

険しき道も坂道も 共に行けば越えられる いつの間にかの二人旅

損もなく得もなく 舞い散る落ち葉も気にならず 着の身着のまま楽し旅

夏が終わり告げたなら 来たる秋に心寄せて 共に進む美し旅



                            共旅



過ぎ去る季節に尾を振って。 ('ω')
変わり目の時期は面白いものも沢山。
忘れてはならぬもの、胸に抱いて。
威厳のある猫ちゃんと朱い蜻蛉の旅。

2017年8月17日木曜日

詩 184

..__           
│足┃  /\   
│軽┃/__\
│ ┃( ・`ω・´) 
  ̄ /━∪━⊃━━<>
    し'⌒∪





一つ灯され二つ三つ 燃え盛る炎のように明るい 人の集いし夏の終わり

夜が更けても騒ぎ続け 安眠妨害も仕方なきか 笑う顔には逆らえぬ

顔も違えば声も違う 集うことに意味があり 寄り添うことで安心する

少しお酒を拝借し 我も仲間にこっそりと 和の中は心地よきもの




                         梁の大猫



お互いの無事を確認する。 ('ω')
とても大切な事ですね。
離れていても繋がるものはあり、縁の糸はどこまでも。
季節変われども、また会う日まで。

2017年8月16日水曜日

詩 183

         。 。
       , -'―'-、
   /i\(::(,,・ω・) 。・゚・⌒)
   ⌒'⌒/::::::::::o━ヽニニフ))
       .しー-J





咲き誇る花と枯れゆく花 今と昔の美しさが隣り合う 花であることには変わりなく

種より芽となり伸びていく 花はまだ辿り着く前 美しきことが目的ではなく

目を奪われがちになる 見るべきはその先にあること 枯れゆくことも目指す所ではなく

誰もが追いかけ時は過ぎて 栄もあれば衰もあり 繰り返しまた種は落ちて



                                栄花衰花




花畑、出会えればそれは心奪うでしょう。 ('ω')
その中にも時はありますね。
何か見て何かを得る。
気にしていなくともそんなものかと思います。
芽が出て咲いて枯れゆき、また芽を出して。

2017年8月15日火曜日

詩 182

      _、、、v 
   ,;:''":::: ・゙゙゙・、
 ~;',;; ,;;;; ,;,;;ク⑪ク  
   しー し─J   
   ヽ(´・ω・)ノ  
     |  /
     UU




翠の山が青空に映え 立ち上る白煙美しく あちらこちらで消え入って

際限なく湧き続ける 人の恥や後悔と同じ 違うのは美しくはなく

捉え囚われ消えていく 我がふり苦く時に辛し 一番見るべきは心の中

絶えることのないのなら せめて景色に馴染むよう 美しくいられるように



                               白い湯煙




白い煙は綺麗ですね。 ('ω')
見渡せばあちこちに立ち上る。
失敗して得るもの、それはその先にしかないのかも。
悔いたりしかめ面もいい経験です。
次は山に映え、景色に馴染む煙であればいい。






2017年8月13日日曜日

詩 181

    _|_
  /_\
   ̄|U ̄
    |∧_∧
    0・ω・`) 
    ( ⊂)     
    し─J




夏の花は枯れ落ちて 猫じゃらしが野原に揺れる頃 炎天の種が実りを告げ

河原鶸は種を頬張り 美味なると嬉しそう 向日葵も優しく揺れて 

辛い時に実った種 いつか必ず芽を出して 花を咲かせてまた種に 

たとえ鳥に食べられても 命を紡ぐ良き種 一つがいくつもの役割を持つ                                                               
                                       夏の種




もう秋ですね。 ('ω')
まだまだ暑いですが気配は感じます。
今日一日を心に焼き付けて。
揺れる向日葵を遠く眺めながら。

2017年8月12日土曜日

詩 180

      _∬_
   (.⌒⌒)\≠ /
  |___| ∩ ̄  
  (・ω・ )ノ ≡=-     (´´
  /ゝ: ヽ  _ __ _   (´⌒(´⌒;;
 0┬ゝ  )= ≡=- (´⌒;;;
 (*)(_/(*) (´⌒(´⌒;;




人の消えた田の後 木もなく空を目指すものはなく 果て無く広がる朝顔野原

力の限り伸び続け たまに通る獅子達の昼寝場 憧れる空を見上げて

流れる雲と共に 木を伝い空を覆い尽くし 叶わぬと知りつつ願いかけ

空に届かなくとも 広がれば同じように見え 咲いた花は星空のように




                             地に咲く星空



風が変わり、秋の気配がしてきました。 ('ω')
季節の変わり目は、いつでも寂しくなりますね。
来たる秋は赤の季節。
青から赤へ、美しき季節に感謝を込めて。

2017年8月11日金曜日

詩 179

 ノ⌒)(⌒ヽ
 (´  _,人_  `)
(  )´・ω・`(  )   
 (  )ー (  ) ☆
  ヽ _)(_ノ ヽノ
    UU~UU




夏の雨が打水となり 縁側の猫と陣取り合戦 涼しき風を呼び込んで

冷えた夜船とほうじ茶 猫の視線が刺さりつつ 幸せだと感じ入り

ふと訪れる時 願えども願わずとも 縁があるとはそういうもの

食べ終わりに塩で締め 緩んだ心を結びなおし 猫を一撫で心も一息




                            夕立の縁




人の世界は窮屈で大変です。 ('ω')
何かにつけては息抜きを。
息を止めれば死んでしまいます。
人によって様々ですが、何か見つけられてはいかがですか。

2017年8月10日木曜日

詩 178

    
  
    ΛΛ
  (・ω・` )/')
   とと:::: _ノ彡
     し彡
   , '´  `ヽ
   {    )
   ヽ、_ __,,




山の上に雲の笠 蝉時雨に誘われ炎天下 追い風が忙しく背を押す

汗がしたり落ち 冷たく感じる夏の終わり風 染まり始めた葉を飛ばし

長いようで短い夏 蝉から蜻蛉へ移りゆく 日々いつも是々新たに

その日その時その未来 後ろ髪引かれ帰りゆく 歩く先は常に先の日へ



                     秋を告げる風




夏が少し寂しさを帯び始めました。 ('ω')
蝉達が地に落ちて、命が終わっていきます。
短きこその力強さ、長き準備の日々。
生きゆくことは大変で、日々忘れないようにと。




2017年8月9日水曜日

詩 177

     ,.、,、,..,、、.,、,、、..、
    ;'`;.::':.´・ω・`、:,,;';  
    '、;: ...:o:. :.、.:'o.:.:.,.シ
  ..     し―J
  """"""""""""""""""""



嵐が通り過ぎた日 青が茂る木々を揺らし 毬栗達は旅をする

笑栗にはならず 転がりまわりあちらこちら 母なる樹に別れを告げ

仲間たちと旅立つ 道連れて世の情けを知り 朽ち果てるまでどこまでも

一つに見えて三つなる中身 一人はとても心細い 手を取れば越えられる



                           青毬栗




ころころと転がり風任せ。 ('ω')
早く落ちるのにも何か意味はあるのでしょう。
秋を知らせる栗の木。
見上げれば夏空の色も変わりゆきます。


2017年8月8日火曜日

詩 176

 ,ハ,,,ハ
 (,,・ω・.)
o(,,,u,,u)



青葉を揺らし吹き抜けて 嵐の前に来たるもの 大風に乗って告げ回る

何事も予兆はある 雨戸を閉めて備え 過ぎ去ることを祈るのみ

どうにもならない事もある 自然の前の人は小さく 驕ればたちまち吹き飛ばされ

晴れ渡る空の向こうは夏嵐 風の使いに感謝して 急ぎ足の雲に手を振りて



                            風の使い




日々思うこと、毎日違います。 ('ω')
出来る事を精一杯とは中々出来ませんが。
来たる嵐に出来る限り備えて。
家の中にいられること、またそれも幸せ。

2017年8月7日月曜日

詩 175

  ∩ ∧∧
⊂⌒( ・ω・ )
 `ヽ_っ⌒/⌒c
    ⌒ ⌒




かがり火の川下り 鵜飼いの船が幾艘も 夏を告げる鮎の漁

朱の盃に喜び酒 声高らかに歌を詠む 夜空に浮かぶ月を映し

美しい自然の景色 過ぎた事より今の事 足跡は前にはつかず

川の恵みを頂いて 過去は川に流しゆく 船は前にしか進まぬもの



                      鵜飼い漁





長く続く伝統等は色々意味がありますね。 ('ω')
学ぶことも多く、感じることも様々。
惹かれるものに出会ったのなら。
後ろは振り向かずに前へ前へ。


 

2017年8月5日土曜日

詩 174

   

   Λ_Λ
 ( ´・ω・)
  (:::つ旦O,.-、
  ( ⌒つ´) (,,■)


お天道様が真上に昇り 高天原への雲が浮かぶ 白と青が鮮やか

井戸の水汲み盥の中へ 冷えた水は心地よく 夏野菜を遊泳させて

待ち人は喜ぶだろうか そんなことを考える時が楽しく 蚊取り線香を忘れず

他愛のない日々の暮らし 楽しむのもちょっとしたこと 夏だからこそのおもてなし


 
                           夏の縁側



夏野菜は体温を下げるのですよ。 ('ω')
冷えたところに塩でがぷっと。
高級なものでなくともよい。
心のこもったことが何よりも大事。

                             

2017年8月4日金曜日

詩 173

o     o
 ・。    ゚。
   、~ヽ。
  }\/⌒ヾ、
 /彡r、*・ω・)
 レ~し~"∪




塀の上から顔を出す 虫網が右に左に忙しく 昼空を泳ぐ大捕物

夢中で走り抜ける 笑い声が後から追いかけ 一途にただ直向きに

今でもその手の中 忘れても置いたわけでもなく いつからか見えなくなり

童の声が空に響く 取り戻せる今からでも 追いかけてどこまでも



                             記憶の夏空



入道雲が毎日お空にいます。 ('ω')
夏でも子供は元気無くすわけはなく。
見習うべきものが多い気がします。
いつかのあの記憶、どこかで必ず役に立つ。
何も失ってはいないのだと。
















2017年8月3日木曜日

詩 172

  ∧_∧
  (´・ω・`)
  (::::::⊃⌒⌒\
  ヽ_) (._.ノVヽ._)
ヽ_/⌒   ( ・人・) )
 \_   /  \ノ
     `--(.__.人__.)



夕暮れ時に虹が差す 蒸した部屋の窓を開け 扇ぐ団扇も忙しそう

涼菓を一つ楽しみに 終わる一日を見送りて 夏ならではの楽しみ方

大きな事ではなくとも 心落ち着ける時は必要 小さな菓子に和まされ

苦めのお茶は戒め ご褒美と明日への意気込み 今日も良き日と丸つける



                            涼菓子と抹茶




甘いものと苦いお茶。 ('ω')
とてもよく合うのは意味があるのでしょう。
一息ついて窓の向こう。
楽しみが明日への元気になりますように。

2017年8月2日水曜日

詩 171

       ∧∧
      (/・ω・)  ∧_∧
     00  /  (・ω・ )
  ____/__)__∪∪__)
 .(@)@)@)/三三三三三三三三)
":":":":":(/ )))":":":":":":":":":":":"





和風に揺れてざわつく 竹林は世界を覆うくらい高く 隙間の空は星空に見えて

何より大きな空を覆う 届かないものがあるとは思わず 見上げた先は果てしなく

一を聞いても二にもいかず 知らない事は星の数 少しわかっても一歩ほど

この空の上に何がある 知りたい気持ちが手を伸ばす 見上げたことは無駄ではない



                               竹林の星空




優しい風が木々を揺らして。 ('ω')
何かを話しかけてきているようですね。
見えない空の先と見える竹林にも届かない。
大事なものは見落とさずに多くを知ろう。

2017年8月1日火曜日

詩 170

   .l⊆⊇`ヽ
   (・ω・Lノ
 m=○=mノ)
  _/_/(「_ノニコ
  ( (0)=(__)0)=3=3



暑さに焼けた夏の道 行く先は遠く果て無く 歪む景色に蜃気楼

楽しい事は儚く消える 思い出にしかならぬ事 追いかけては駄目なもの

汗を拭って歩き続け 一息ついてまた歩く その時の水の味はいつか力に

美味しい水もすぐ温く 次なる所へ明日に向かい 歩き出せばきっと


                               夏の行く先




どこからどこへ、なんて誰にもわかりませんね。 ('ω')
あの頃は良かった、なんてのは後だから言える事。
忘れないように噛みしめる。
するめのような人生がいいというでしょう。