2016年10月26日水曜日

詩 94

     /V\
    /◎;;;,;,,,,ヽ
     ━╋━ 
     ━╋━ 
     ━╋━       ,ハ,,,ハ 
.      人      ε=(・ω・ ) 
       ̄        (,,u,,,u)o



踏みしめると音がする 実りの彩と色 鮮やかに混じり合い

道端の石に居眠り猫 落ちゆく葉に埋もれて 柊の香が漂う

和む心を吸いこんで 不毛な心を掃出し 微笑む心にそっと添え

紅は命の温かさ 黄は陽気を思い出させ 燈は笑みを灯らせる

落ちゆく葉を見上げ 空には白き雲 ひと時の微睡み


                                  落ち葉






生きていると色んなことが降り積もります。 
全て栄養にとは、うまくいかないもので不要なものも積もりますね。
美しき世界を眺めながら心のお掃除をしましょう。
要らないものを吐き出せば、新しき喜びが入る所が出来ますよ。 ('ω')

2016年10月19日水曜日

詩 93

     (  (          _
      ) )            __(;;; )___
   i⊂二⊃ i         /´_ _ _ _     ,ji
   |  ∧,,∧ |ニヽ,.     ||::::::::::::::::::::::::::{
   |(・ω・)| 〉 ) ,.-‐ij;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{○○‐-、
   |(   ) |ノノ     ー==============─'
   `ー---‐'




枯茶の土が染まりゆく 黄葉した銀杏が落ちて 黄金の絨毯を作り出す

変わりゆく色々なもの 花咲き枯れてまた芽吹く 黄金もまた枯茶に戻る

思い貫き通しても 巡り回れば形は変わる 新たな形は憂うものでもなく

色に魅せられ心迷う そんな時も後には笑える 黄金に混じった翡翠の実 



                                  黄金の種





色々と違うもの、それらは共にあるから意味があるのでしょう。
片方だけでは成り立たない、どちらかに傾いてもよろしくない。
微妙なバランスは取れているようで、そうでないのかもしれませんが・・。
未来永劫と変わらないものはなく、生まれ変わりつつも良くなっていく。
そんな風に思い至れるようにと思います。 ('ω')







2016年10月6日木曜日

詩 92

  ・   。      *   ☆ ゚   
         /´i ∧∧
         i゙ ゚ゝ(*´ω`)
         !  ー、( っ日o  ・  。  ゜  ゚  ゚ .
        ヽ,,  `ー(^)-ァ^)
           `''--―'´ ̄
       ゚         ・。
          ☆         ゚   ☆彡 。




東の果てが白む頃 露玉乗せた葉はしなり 畔に陽光が射す

古い切り株にきりぎりす 役者のように立ち振る舞い 自慢の歌が響きゆく

心に映せよ露玉の鏡 色なき色は澄んでよう 何もなくとも美しかろう 

悲喜こもごも 無駄を重ねて心伸びゆく きっと何かの役には立つ



                               誰も居ない舞台





何気なく頂いた一言。 ずっと心に響いていたりします。
軽い気持ちの優しさが何よりもの救いになったり。
意図して人を救うのではなく、意識せずともそうありたいと願います。
透明の露玉のように濁る事なくいられますように。