2016年7月28日木曜日

詩 82

     〃 ̄ヽ  ~
    r'-'|.|  O |     ~
    `'ーヾ、_ノ         , -、
       | ,|         < l  ⌒ヽ
     r'  ̄|         ∠_3c_,、(_う
   



冷やりとした薄靄の中 入道雲を朝日が染め 純真の心が花開く

猛き夏を力に 炎熱を全身に浴び 色変わりゆく美しさ

朝は真白 昼に頬を染め 夕闇に赤く染まる一日の花

時の長さは無意味 思いの強さが映えるもの 他の何よりも佳麗なる

悪戯に時をかけないよう 燃ゆるときの大切さ 一歩を踏み出す時


                                  酔芙蓉




一歩を前に、それの難しさ。
ただ前に出ればいいのではなく、見据えたうえで、が大事なのでしょう。
難しく怖くもある一歩。 底なし沼かもしれない、でも止まっていても、そうかもしれません。
気高く美しく、とはいきませんが。 志高いのは良い事なきがします。




2016年7月13日水曜日

詩 81

 
       从 ::) /(
     ))λ::)λ::) ;
    λ(::::::::;) ::((( ∫
    (:::(:::::(:::)人::)));; ゴォ~
   λ:) ∧_∧ :(::λ 
  (::: ( `・ω・) :::)
   '(;. (_^) (^_) ;;ノ
    ヽし―-J:ノ


苔寺の庭に朝が来る 初蝉は静かに響いて 暑さを力に緑濃く

お地蔵は微笑みかけ 傍らに百合が立つ 迷い込んだ心を見透かし 

無慈悲な時 惜しむ間もなく過ぎ去りて 後悔すら忘れさせる

足りぬもの 溢れるもの 気が付いていますか尊きもの

願う事いつも心に 埋もれ苔生していかぬよう 両手合わせて


                                  夏の苔寺




大暑の頃は緑も力強くなりますね。 力溢れるとはこの事でしょうか。
大切なものは意識していても忘れがちなもの。 いつでも心に留めたいものです。
出来れば、たまにでも感謝してみる、なんてのも良き事だと思います。
今ある恵みを体に取り入れつつ、涼しさも忘れないように。