2016年3月14日月曜日

詩 06


  いつでも いつまでも変わらない 色褪せる事もなく 輝き灯したまま

 それは辛い時や悲しい時に顔を出す 遠慮もなく心を縛り付ける

 黄金色に光るシロップの海に クリームを盛って 砂糖をまぶした姿で 

 バニラに似た 芳醇で 甘美な香りを放つのは 思い出

 同じ事しか喋らず 同じ姿のままで 同じ瞬間を心に刻み続ける

 優しくて 愛おしくて 思わず縋り付きたくなるけれど ずっと止まったまま

 おいでよ 外は苦くて辛いものだらけの世界だけど 寄り添って歩けばいい 

 たまに飲むコーヒーのように苦い物が美味しい事もあるのだから
                                               甘い迷路


  
自暴自棄になって落ちる時 底は無し際限無く永遠に落ちる事が出来る 何も生まない
 でも底を決めているのは自分自身 だから底を少しずつあげていこ 駆け上がるために


  
 のんびりぷかぷか ゆっくりぷかぷか

 着の身着のまま空を眺めて ふわふわ浮かぶ雲にふらーり手を振って

 たまには頭真っ白にしちゃいなさい 

 じたばたしても あたふたしても 流れいくのはどこかその先

 海を漂う海亀さん達に混じって ぼんやーり身を任せてみるの

 頑張るのはいい事 頑張らないといけないと思う事をやめよう

 眉間にしわ寄せて頑張ってはいけない時もあるのです

 ぷかぷか 心の力抜いて ぷかぷか 赴くままに
                                     波間の休息


  
夏の星空に願いをかけて 心触れた人達へ思いを流れ星にのせる 再会の約束  
 それは独りよがりじゃなく 思いあう輝き 星空にちりばめた素敵な魔法

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