2016年3月14日月曜日

詩 17

 同じものが好き 同じ場所に寄り添いあい 肩を並べて歩いていく

 何もかもが同じ願いと 目指すものも同じ所だと信じ続け 前を向いている

 壊れる事のない絆と思い込み 背中向ける事はないと手を繋ぎあっていた

 けれど何故か歩が進まない 軽いはずの足は泥沼の中のように重い

 笑みを浮かべるはずの唇は血が滲み 涙堪える瞳は虚ろに輝きを失う

 だってね 人はみんな違う どこまでいってもそれは変わらない

 目指すものも その人が立つ位置も 肩を並べる意味さえも 一人一人別のもの

 みんな同じじゃダメ 一人一人違うからこそいい お互いが噛みあう

 だから受け入れて わかり合えないのではなく わからないのだと

 伝えてみて 心に花を沢山咲かせて 素敵な笑顔でね
 
 形は変わっても心繋がるよ 一度結んだ縁なのだから 求めるものは笑顔の先に

                             違い

 心の部屋に沢山の物を置かないで いつでも不意の事をしまえるゆとりを 大事な事
 我慢だけしてても何も良い事ない 心奔放に開け放って整理して 部屋が明るいように

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