2016年3月14日月曜日

詩 07


  あなたの小さな瞳には何が映っているのでしょう

 おいしそうなご飯 甘そうな果物 それともかわいいぬいぐるみ

 これからあなたの瞳には色んな事や沢山の物が映るでしょう

 信じたくないような事 目を背けたくなるような事 涙で見えなくなるような事も

 けれどどうか真っ直ぐ前を向いてくださいね 瞳の輝きを失わぬよう

 私の瞳にはずっとあなたが映っていますよ いつも傍に心配しないで

 あなたと共に歩く素敵な二つの瞳が現れるときまで 私は見守ることにします

 起伏激しい道だとしても 見つめたまま歩んでいけますように 願いを込めて
                                                 瞳に映る宝物


  
自信が持てなくてダメだと思ったとしても どこか心温めてくれたならそれが一番
 結果だけじゃない 出来なかったからこそ伝わる事もある 失敗は悪い事じゃない



  
やっと結ばれるね ずっと待ち焦がれてた 我慢できないよ・・

 握りしめた手の刃が小刻みに震えてるの 鳴き声の様にも聞こえる音がするね

 青ざめたあなた そんなに汗だくになって すぐ楽になるから泣かないで
 
 額の真ん中に刃をあて一気に引き抜くようにして力をいれる 怖くない・・

 ばりばりと音をたてて割れるあなた 真っ赤な飛沫を噴出しながら 大丈夫よ・・

 体一面に飛沫を浴びた私の顔がゆるむのがわかる だあいすき・・

 噎せ返るような甘い匂いに包まれ堕ちていく ばりばりと割り続ける手も止まらない

 体を伝う飛沫が快感を誘い恍惚に酔いしれる きらきらと瞳を輝かせただただ貪った                                          甘い果実

  
些細な事で気まずくなったり 嫌いになりそうになったなら 思い出して何度でも
 笑いあって肩並べた事 辛い時に心痛めてくれた事 人は思いやれる きっと大丈夫

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